[過去レポ]2003/10/26(日) 伊豆半島伊東港釣行
【 釣行日 / 潮回り / 天候・海況 】
2003.10.26(日) / 大潮 / 晴れ
【 釣り場 / 釣法 / 実釣時間 / 水温 】
伊豆半島伊東港 / ウキフカセ / --- / ---℃
【 主な釣果 】
メジナ(10~20cm×50)、ネンブツダイ、キタマクラ
秋も深まり、秋磯グレのシーズン到来。伊豆半島のあちらこちらで手のひら~足の裏サイズのメジナの数釣りができるようなってきたという情報を入手し、伊豆半島方面に行くことにしました。どの辺りに行けばいいのか分からなかったので釣りエサ屋さんで情報を仕入れることにしてとにかく「釣侍」に向かいました。まだ夜の明けない5時ごろに「釣侍」に到着しましたが、すでに数名の釣り人がエサや道具を購入していて店員さんに状況を聞くタイミングを逸してしまいました。仕方なく釣りエサだけ買ってちょっと休んでから伊東港の新井堤防に行くことにしました。ここはテトラ際にまぁまぁのサイズのメジナが群れていることが多く、30cmクラスまでだったら数釣り可能な場所です。
「釣侍」から1時間ほど車を走らせて伊東港に到着しました。釣り人は10人弱ぐらいいたでしょうか、ほとんどカゴ釣りでした。エサと仕掛けの準備をしていつも竿を出しているポイントに入りました。海は台風がちょうど千葉沖を北に通過しているためにウネリが入っていましたが釣りができないほどではありませんでした。まずはコマセを10発ほどばら撒いて様子を見ていると何やら小魚がウジャウジャ沸いてきました。まだすっかり明るくはなっていなかったのでそれが何なのか分かりませんでした。でも、すぐに分かりました。ネンブツダイでした。まぁ、たいてい最初のうちはネンブツ地獄に見舞われるのでメジナの活性が上がってくることだけを考えて地道にやっていました。
1時間ほど経ってくるとコマセに対して沖側からネンブツダイよりも黒い群れが集まるようになってきました。メジナの活性がようやく上がってきたようです。しかし、それにしても集まってくるメジナが小さすぎる・・・手のひらサイズすら釣れないのです。ほとんど10~15cmの極小サイズ。手前側に仕掛けを入れるとネンブツダイが釣れてくる。そのためコマセに対して少し沖目に仕掛けを入れてネンブツダイを交わしつつ極小木っ端ながらもメジナをコンスタントに釣り上げました。しかし、こんなことを1時間もやっているとだんだんイヤになってきます。10時過ぎまでこんな状態を繰り返しながらサイズアップを期待しましたが・・・全然ダメでした。で、真鶴半島の地磯に場替えすることにしました。
何回か行ったことのある真鶴半島高浦の磯。駐車場には何台か車が止まっていて釣り座空いてないかなぁ~と思いましたが、行ってみると特等席が空いていました。というか誰もいませんでした。それもそのはず、台風によるウネリがまともに打ち寄せてちょっと危険な状況だったのです。時間的にはちょうど干潮の頃だったのでギリギリできそうかなと判断して荷物を高いところにおいて始めました。時折り、高いウネリが押し寄せ足下までせり上がってきてビビリながらもウキを眺める・・・コマセには小魚が海面に波紋を立てながら狂喜乱舞している。その小魚たちは・・・木っ端メジナ、キタマクラ、アジ。特に釣れてくるメジナが伊東港のものよりもさらに小さくなっていたのにはガッカリです。高波の恐怖にさらされながらがんばってやっている代償がこれとは・・・。こんな状態で1時間ほどやっていると潮が少しずつ満ちてきたのか波の打ち寄せ方がキツくなってきました。もう少しで荷物が流されそうなったりしたので危険を感じて納竿としました。
秋磯シーズンがやってきたとは言っても良型が狙えるのは朝・夕マヅメに限られているようで、日中は極小木っ端と戯れるのが精一杯のようです。手のひら~足の裏サイズが釣れると期待していたんですけど・・・残念です。
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