2009年05月13日
[過去レポ]2005/03/19(土) 伊豆半島網代マリンホール裏釣行
【 釣行日 / 潮回り / 天候・海況 】
2005.03.19(土) / 長潮 / 晴れ時々曇り、朝のみ無風、ウネリあり
【 釣り場 / 釣法 / 実釣時間 / 水温 】
網代マリンホール裏 / ウキフカセ / 6:00~15:30 / 14.0℃
【 主な釣果 】
メバル×5、ウミタナゴ×1、ボラ×1
2005年になってから現在までの約2か月半もの間、ずっと釣りに行っておらず、半ばキレかかっていた3月の3連休を目前に控え、自分の両親を招待して伊豆の手のひらメジナ爆釣を楽しもうと釣行計画を立てることにしました。計画は、19日早朝に網代へ移動、その日は丸々1日釣りを楽しんで近くの民宿に1泊し、翌日も午前中だけ釣行してから帰るという、ちょっと強行軍な計画。両親には出発する前日の18日夕方に来てもらい、翌日に備えて早めの就寝となりました。
この時期に網代という内湾でメジナが釣れるかどうかそのときは分かりませんでしたが、まさかアブれることはないだろうとかなり楽観的に考えていましたが・・・。19日は家を午前3時過ぎに出発し、「釣侍」でオキアミ6kgとコマセ6袋を購入し(最近発売された「メガミックスグレ」という魚フェロモン配合のコマセも買ってみました)、店員さんに網代周辺のメジナ情報を聞いてみましたが何も情報が入っていないのか話を聞くことができませんでした。外は少しずつ明らんできていたので、とりあえず目的地の網代マリンホール裏に向かうことにしました。
3連休ということでさぞかし釣り人がたくさんいるだろうと予想していたのに、遊歩道下の岩場にはアオリイカ狙いのアングラーが数名いるだけでウキフカセの釣り人はまったくいませんでした。このマリンホール裏は去年、不名誉の負傷を追った地・・・下へ降りる階段は直っているだろうか・・・それだけが心配でしたが、完全には直っていないものの何とか下に降りれるように足場が付け足されていました。荷物を担いで3人で下の岩場に降りました。釣り人がほとんどいないため貸し切り状態です。先ほど「釣侍」で買った「メガミックスグレ」の威力も試してみようと思っていたのでコマセを作るときに半分だけ混ぜてみました。
それぞれ仕掛けとコマセの準備を済ませて釣り開始。水温をあらかじめ計っておいたら13.5℃とちょっと低め(前日にインターネットで調べてみたら15~16℃と出ていたので)だったので活性が低くなっている可能性も考えられましたが、コマセをバンバン撒けば動き回るようになるだろうとタカをくくっていました。とくに冬場の水温が低い時期はコマセを撒き始めてから1時間は何も反応がないのが普通です。しかし、いったんメジナがコマセに集まるようになればこちらのもの・・・ただし、これは木っ端グレに限った話ですよ。
しかし、この日は厳しかった、厳し過ぎましたよ。ウキにアタリが出始めてハリ掛かりしたのは春告げ魚とも呼ばれるメバルの小さいヤツ。コマセにはほとんど何も寄ってきていない様子で、足下の際ギリギリのところを流してやったときだけメバルが来るといった感じでした。父と母には何も来ている様子はありませんでした。海はウネリがかなりあってざわついているいい感じだったのですが、潮がほとんど流れず、水温も低下しているのかコマセには何も寄ってこない。それを知ってか知らずか、釣り人も全然増えない。はぁ~、やっぱりこの寒い時期に網代なんぞを釣り場にしたのが間違っていたか・・・。
昼前ごろに隣りで釣っていた母の竿が大きくしなり、ようやくメジナが動き出したかと一瞬心が躍動しましたが海面にきらっと光った銀色の細長い物体は・・・ボラ。くぅ~期待させやがって!50cm級の丸々と太った魚体のきれいなボラが上がってきました。意外にも母がボラを釣ったのが初めてらしくかなり喜んでいました。まぁ、ボラって言えば引きだけはかなり強いですから釣ったことがなければ手応えは十分にあるはずです。このボラがこの日最高の釣果になるとはこのときは夢にも思っていませんでしたから写真も撮らずにすぐに海にお帰りいただきました。
この後はもう最悪です。午後になると風向きが北東から北西に変わって強くなり出し、コマセには相変わらず何の反応もなく、むなしい時間が刻々と過ぎていくだけでした。せっかく来てもらったのにこれじゃあなぁ・・・どこか別の場所にすればよかったかな?しかし、道路を見れば渋滞していて場所移動もできる状況ではなく、夕方までここで1枚を粘るしかないと覚悟を決めました。午後2時ごろには疲れてしまった両親が後片付けを始めていました。あぁ、申し訳ない・・・何としても1枚釣らなければ!気持ちだけが焦りました。しかし、その望みも粉々に粉砕され、午後3時過ぎに無念のリタイアとなりました。今回はコマセにあのネンブツダイすら寄ってこないという異常な(?)状態でした。両親を招待しての釣行はこれで3回目なのですが最悪な釣行となってしまいました。足の裏とは行かないまでも手のひらサイズのメジナは釣れるだろうと思っていましたから・・・残念無念。
とは言え、自然相手の釣りですからこんなときもあるでしょう!ってことで、予約していた民宿「みはらし」に向かいました。網代マリンホール裏からは目と鼻の先、車で10分を走らせれば着いてしまいます。途中、ちょっとかなり狭くて急な上り坂を登っていかなければいけませんが、「みはらし」という名の民宿だけあって網代湾が一望できます。網代方面へ観光や釣行の際にはぜひご利用ください(ちょっと宣伝)。
明けて翌日、釣りをするかどうか迷いましたが、とりあえず、網代の漁港の方に行って様子を見てみることにしました。まぁ、我々が様子を見るということはちょっと釣りをしてみるということですが・・・。昨日のコマセも半分以上余ってしまったのでその少しを使ってささっと作り上げて、小1時間やってみました。時間はすでに9時過ぎだったのでファミリーフィッシャーマンがけっこういました。コマセをパラパラと撒いて・・・何の反応もなし。ハードオキアミをハリに付けて海中に入れてみると・・・いくら待ってもオキアミがかじられることすらない。昨日とほとんど同じ状況のようです。やるだけムダだったようです。少しだけ作ったコマセもまたほとんど余ってしまいました。さっさと後片付けをして渋滞になる前に帰ることにしました。
いやぁ~、これほどまでなぁ~んにも釣れないこともあるもんなんですね。別に大物を狙っているわけではないので小物でも釣れてくれればいいなぁと思っていたのに、その希望も根こそぎなぎ倒されるとは・・・。冬の時期はよほど条件がよくないとなかなか難しいようですね。今回はリサーチが足りませんでした。次回はもうちょい様子を見て釣り場を選定するという反省課題ができました。今回はわざわざ来てもらったのにこんな結果で申し訳ありませんでした(両親に対して)。
2005.03.19(土) / 長潮 / 晴れ時々曇り、朝のみ無風、ウネリあり
【 釣り場 / 釣法 / 実釣時間 / 水温 】
網代マリンホール裏 / ウキフカセ / 6:00~15:30 / 14.0℃
【 主な釣果 】
メバル×5、ウミタナゴ×1、ボラ×1
2005年になってから現在までの約2か月半もの間、ずっと釣りに行っておらず、半ばキレかかっていた3月の3連休を目前に控え、自分の両親を招待して伊豆の手のひらメジナ爆釣を楽しもうと釣行計画を立てることにしました。計画は、19日早朝に網代へ移動、その日は丸々1日釣りを楽しんで近くの民宿に1泊し、翌日も午前中だけ釣行してから帰るという、ちょっと強行軍な計画。両親には出発する前日の18日夕方に来てもらい、翌日に備えて早めの就寝となりました。
この時期に網代という内湾でメジナが釣れるかどうかそのときは分かりませんでしたが、まさかアブれることはないだろうとかなり楽観的に考えていましたが・・・。19日は家を午前3時過ぎに出発し、「釣侍」でオキアミ6kgとコマセ6袋を購入し(最近発売された「メガミックスグレ」という魚フェロモン配合のコマセも買ってみました)、店員さんに網代周辺のメジナ情報を聞いてみましたが何も情報が入っていないのか話を聞くことができませんでした。外は少しずつ明らんできていたので、とりあえず目的地の網代マリンホール裏に向かうことにしました。
3連休ということでさぞかし釣り人がたくさんいるだろうと予想していたのに、遊歩道下の岩場にはアオリイカ狙いのアングラーが数名いるだけでウキフカセの釣り人はまったくいませんでした。このマリンホール裏は去年、不名誉の負傷を追った地・・・下へ降りる階段は直っているだろうか・・・それだけが心配でしたが、完全には直っていないものの何とか下に降りれるように足場が付け足されていました。荷物を担いで3人で下の岩場に降りました。釣り人がほとんどいないため貸し切り状態です。先ほど「釣侍」で買った「メガミックスグレ」の威力も試してみようと思っていたのでコマセを作るときに半分だけ混ぜてみました。
それぞれ仕掛けとコマセの準備を済ませて釣り開始。水温をあらかじめ計っておいたら13.5℃とちょっと低め(前日にインターネットで調べてみたら15~16℃と出ていたので)だったので活性が低くなっている可能性も考えられましたが、コマセをバンバン撒けば動き回るようになるだろうとタカをくくっていました。とくに冬場の水温が低い時期はコマセを撒き始めてから1時間は何も反応がないのが普通です。しかし、いったんメジナがコマセに集まるようになればこちらのもの・・・ただし、これは木っ端グレに限った話ですよ。
しかし、この日は厳しかった、厳し過ぎましたよ。ウキにアタリが出始めてハリ掛かりしたのは春告げ魚とも呼ばれるメバルの小さいヤツ。コマセにはほとんど何も寄ってきていない様子で、足下の際ギリギリのところを流してやったときだけメバルが来るといった感じでした。父と母には何も来ている様子はありませんでした。海はウネリがかなりあってざわついているいい感じだったのですが、潮がほとんど流れず、水温も低下しているのかコマセには何も寄ってこない。それを知ってか知らずか、釣り人も全然増えない。はぁ~、やっぱりこの寒い時期に網代なんぞを釣り場にしたのが間違っていたか・・・。
昼前ごろに隣りで釣っていた母の竿が大きくしなり、ようやくメジナが動き出したかと一瞬心が躍動しましたが海面にきらっと光った銀色の細長い物体は・・・ボラ。くぅ~期待させやがって!50cm級の丸々と太った魚体のきれいなボラが上がってきました。意外にも母がボラを釣ったのが初めてらしくかなり喜んでいました。まぁ、ボラって言えば引きだけはかなり強いですから釣ったことがなければ手応えは十分にあるはずです。このボラがこの日最高の釣果になるとはこのときは夢にも思っていませんでしたから写真も撮らずにすぐに海にお帰りいただきました。
この後はもう最悪です。午後になると風向きが北東から北西に変わって強くなり出し、コマセには相変わらず何の反応もなく、むなしい時間が刻々と過ぎていくだけでした。せっかく来てもらったのにこれじゃあなぁ・・・どこか別の場所にすればよかったかな?しかし、道路を見れば渋滞していて場所移動もできる状況ではなく、夕方までここで1枚を粘るしかないと覚悟を決めました。午後2時ごろには疲れてしまった両親が後片付けを始めていました。あぁ、申し訳ない・・・何としても1枚釣らなければ!気持ちだけが焦りました。しかし、その望みも粉々に粉砕され、午後3時過ぎに無念のリタイアとなりました。今回はコマセにあのネンブツダイすら寄ってこないという異常な(?)状態でした。両親を招待しての釣行はこれで3回目なのですが最悪な釣行となってしまいました。足の裏とは行かないまでも手のひらサイズのメジナは釣れるだろうと思っていましたから・・・残念無念。
とは言え、自然相手の釣りですからこんなときもあるでしょう!ってことで、予約していた民宿「みはらし」に向かいました。網代マリンホール裏からは目と鼻の先、車で10分を走らせれば着いてしまいます。途中、ちょっとかなり狭くて急な上り坂を登っていかなければいけませんが、「みはらし」という名の民宿だけあって網代湾が一望できます。網代方面へ観光や釣行の際にはぜひご利用ください(ちょっと宣伝)。
明けて翌日、釣りをするかどうか迷いましたが、とりあえず、網代の漁港の方に行って様子を見てみることにしました。まぁ、我々が様子を見るということはちょっと釣りをしてみるということですが・・・。昨日のコマセも半分以上余ってしまったのでその少しを使ってささっと作り上げて、小1時間やってみました。時間はすでに9時過ぎだったのでファミリーフィッシャーマンがけっこういました。コマセをパラパラと撒いて・・・何の反応もなし。ハードオキアミをハリに付けて海中に入れてみると・・・いくら待ってもオキアミがかじられることすらない。昨日とほとんど同じ状況のようです。やるだけムダだったようです。少しだけ作ったコマセもまたほとんど余ってしまいました。さっさと後片付けをして渋滞になる前に帰ることにしました。
いやぁ~、これほどまでなぁ~んにも釣れないこともあるもんなんですね。別に大物を狙っているわけではないので小物でも釣れてくれればいいなぁと思っていたのに、その希望も根こそぎなぎ倒されるとは・・・。冬の時期はよほど条件がよくないとなかなか難しいようですね。今回はリサーチが足りませんでした。次回はもうちょい様子を見て釣り場を選定するという反省課題ができました。今回はわざわざ来てもらったのにこんな結果で申し訳ありませんでした(両親に対して)。
Posted by トモノリスキー at 19:56│Comments(0)
│2005年釣行記録